2月5日 JMAT(日本医師会災害医療チーム)兵庫隊員として参加しました。
フェリーで災害弱者支援。南海トラフ巨大地震想定。2月5日に民間船で災害弱者を受け入れる訓練がありました。災害弱者は障害や持病を持ち健康状態に不安がある方です。内閣府が主催して県や市、県医師会など140人が参加して行われました。ライフラインが完結すること、また客室が整備されていることなど一般的な避難所に比べ環境が整っています。民間船舶が災害弱者の避難先となるかどうかの可能性を模索しているところです。 震災発生後の経過約3週間という想定で訓練が行われました、その中で課題も色々出てきました。例えば入浴・トイレへの移動の介助、個室・大部屋の振り分け、バリアフリーかどうか、移動の動線、介助にあたる人員の確保などがあります。一方で医師、歯科医師、看護師、薬剤師、栄養士、歯科衛生士、などのチームを組んで診療にあたるのはとても良いと感じました。将来の発生が予想される南海トラフの巨大地震にむけ様々な対策が必要だと思います。 院長